「英文法の知識はついたけど、アウトプットしてみると間違えがあるんだよな。」
「正しく自然な表現を使えるようになる英文法の教材はないかな?」
この記事は、そんな英文法を「知識」から実際に使える「スキル」に向上させたいと思っている人向けに書いています。
こんばんは、会社の健康診断で身長1㎝と体重1㎏が減ったものの、お腹周りはしっかり1㎝増えたアンコ型のjoker-tです。ゴッツァンデス!
オンライン英会話や英作文の勉強をしていると、問題集では解ける英文法の内容であっても意外と間違えてしまい軽くヘコむことってありますよね。
そこで今日は、理解した英文法の知識を使えるスキルに引き上げる教材「例解和文英訳教本(文法矯正編)」についてみなさんにご紹介いたします。
何でまた英文法を勉強する必要があるのか
「英文法ならテキスト2冊分も勉強してきたのに、何でまた勉強するの?」
みなさんのこんな声が聞こえてきそうですね。
確かにこれまで、「Grammar in Use」を使った勉強法と「一億人の英文法」の通読についてご紹介してきましたので、実践されてきた方は英文法の知識がついていると思います。
また、「瞬間英作文」のトレーニングを行っている方は、学んだ英文法をある程度使えるようにもなっていると思います。
しかし、「英会話や英作文を書く時、ちゃんと『正しく自然な表現』を使うことができていますか?」と聞かれたらみなさんどうでしょうか?
今回ご紹介する「例解和文英訳教本(文法矯正編)」は、そんな「既に英文法を学んだ人の『知識』を、実際に使える『スキル』に昇華させる」教材なのです。
「例解和文英訳教本(文法矯正編)」の特徴
「例解和文英訳教本(文法矯正編)」は、第1章の時制から第6章の比較までの全6章からなり、そこから105セクションに分かれて構成されています。
つまり、105の英文法項目を「使えるスキル」に変えるテキストだということです。
また、各セクションの構成は、以下の4つのパートで組み立てられています。
①「課題文」……英訳を行う日本語の文章
②「文法研究」…使用する英文法の解説
③「英訳例」……「課題文」を「文法研究」で解説した英文法で英訳した文章
④「表現研究」…「英訳例」で使用した、英単語や熟語など
加えて「例解和文英訳教本(文法矯正編)」には、口語体、文語体、アメリカ英語、イギリス英語、あまり使われなくなった古い用法を示す符号が文章に付されています。
実際の使い方と使ってみた感想
「例解和文英訳教本(文法矯正編)」の使い方ですが、「本書の使い方」というページには次のように記載されています。
①ほぼ初めて英文法を本格的に学習する人 ⇒ テキストの通読
②ある程度英文法を理解している人・英作文が苦手な人 ⇒ 「課題文」を英訳してみる
「Grammar in Use」と「一億人の英文法」で英文法の勉強をされてきた方は、既に英文法の知識がついているので、②の「『課題文』を英訳をしてみる」を行いましょう。
そして、「英訳例」、「表現研究」を読みながら自分で英訳した文章の誤った点を確認するとともに、「文法研究」に書かれた解説を読んで「正しく自然な表現」を理解しましょう。
オッチャンも「Grammar in Use」→「一億人の英文法」→「例解和文英訳教本(文法矯正編)」という流れで英文法を勉強してきました。
実際に「例解和文英訳教本(文法矯正編)」を使ってみた感想ですが、意外と知らなかった「正しく自然な表現」を学ぶことができました。
また、これまで英文法を勉強してきて十分理解できていなかったことや、忘れてしまったことなども再確認することができました。
まとめ
「例解和文英訳教本(文法矯正編)」は白黒印刷のテキストで、英文法用語も出てきますので、英文法が大嫌いな方が初めに手にする1冊にはおすすめできません。
しかし、書かれている内容は「本物」です。
ですから、他の教材で学んできた英文法を再確認し、「正しく自然な表現」を使えるスキルを身に付けるために「例解和文英訳教本(文法矯正編)」を是非使ってみてください。
・「例解和文英訳教本(文法矯正編)」は、英文法の知識を、実際に使えるスキルに昇華させる教材。
・「例解和文英訳教本(文法矯正編)」は、全6章、105セクションで構成されている。
・英文法の勉強をしてきた方は、「例解和文英訳教本(文法矯正編)」の課題文をまず英訳し、採点の後に、解説を読んで「正しく自然な表現」を理解する。