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【洋書】Killing Floorで講師おすすめの読解力向上法を実践

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「洋書を読んでいると、本当に理解できているのか心配になるんだよね。」
「教材で精読をする以外に、楽しく読解力をあげる方法はないかな?」

この記事は、そんな洋書を使って楽しく読解力を上げる方法を探している人向けに書いています。

こんにちは、久しぶりにブログを書くにあたり、データの更新やらバックアップやら慣れない作業を行わなければならず「緊張の夏」を過ごしているjoker-tです。

洋書を読んでいると、なんだか薄い霧の中にいるみたいで、本当に理解できているのか不安に思うことってありますよね。

そこで今日は、オッチャンがオンライン英会話の講師から教えてもらった読解力向上方法とそれに使った洋書「Killing Floor」についてみなさんにご紹介いたします。

「Killing Floor」の概要

まずは「Killing Floor」の概要からご紹介いたします。

「Killing Floor」は、イギリス人の推理小説家「リー・チャイルド」著書の「ジャック・リーチャー」シリーズの第1作目で、1998年に文学賞の1つである「アンソニー賞」の新人賞を受賞した推理小説です。

主人公の「ジャック・リーチャー」は、元米陸軍憲兵隊捜査官で、身長が2メートルほどもある大男なのですが、アメリカ全土を放浪の旅に出ています。

放浪の旅といえば「男はつらいよ」の「車寅次郎」を思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、残念ながら寅さんと違って「ジャック・リーチャー」は寡黙です。

シリーズ1作目の「Killing Floor」では、「ジャック・リーチャー」がある田舎町に流れつき、そこで事件に巻き込まれてしまうところから物語はスタートします。

そして、悪い奴らをバッタバッタ倒していくというストーリーなのですが、寅さんと違って残虐シーン目白押しのかなりハードボイルドな作品なので、好みは分かれる作品かもしれません。

「Killing Floor」概要

・ジャンル:推理小説(ハードボイルド)
・主人公:身長2メートルの寡黙な元米陸軍憲兵隊捜査官
・そんなに大暴れしちゃって大丈夫?やりすぎじゃない?

かなり読みやすい英語ですが

たまに分からない英単語も出てきますが、「Killing Floor」で使われている英単語や表現はそんなに難しくはないです。

ですので、推理小説ではあるものの、意外とスラスラ読むことができます。

ただし1点ご注意を。

「Killing Floor」の概要でも書きましたが、放浪大男の「ジャック・リーチャー」は圧倒的な強さで、本当にちゅうちょなく敵をバッタバッタと倒していきます。

ですから、派手なバトルシーンや残虐なシーンが好きではない方には、洋書であってもあまりおすすめできません。

英会話講師から聞いた読解力向上方法とは

オンライン英会話を受けていたある日、「洋書を読むようにしているんだけど、ちゃんと理解ができているか不安なんだよね。何か良い方法ある?」と講師に聞いたことがあります。

その時に同じ読書が趣味の講師が教えてくれた方法が、「洋書と母国語に翻訳された同じ本を同時に読む」という方法でした。

少し疑問を持ったオッチャンが「でも、意訳ってあるけど大丈夫なの?」と講師に尋ねたところ、「言葉一つひとつ見比べるのではなく、総合的に書いてあることを理解するんだよ。 『reading comprehension』と言うんだけどね。」と教えてくれました。

早速「Killing Floor」の翻訳版を購入しこの方法を試してみましたが、意外としっかり理解できていることが分かりかなり自信になりました。

また、「この英単語をこう翻訳するのか」と、翻訳家の方の英語力・日本語力の高さに驚愕するとともに非常に勉強になりました。

洋書の内容を理解できているかを知るには、以前ご紹介した「Hatchet」のような理解度テストのサイトを使うのも1つの手段ですが、多くの洋書はそういったサイトがありません。

ですから、読解力に不安がある方は、このやり方をするのが良いのかもしれません。

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ちなみに、洋書で理解していた残虐シーンは、日本語訳によってより鮮明なシーンとなりました。

まとめ

「ジャック・リーチャー」シリーズは、現在24作目まで出版(2020年8月現在)されており、トム・クルーズ主演で映画化もされています。

また、今回ご紹介した「洋書と母国語に翻訳された同じ本を読む」という方法は、トム・ハンクス主演の映画「ターミナル」でも出てきました。

英語を正しく読めるようになるには、辞書や英文法書を使ってしっかり「精読」を行うのも必要なトレーニングです。

しかし、英語とは長く付き合っていくのですから、たまには日本語に翻訳された本を使って少しだけ気楽な「プチ精読」をしてみるのも良いのではないでしょうか?

洋書↓


文庫本↓

この記事の要点

・「Killing Floor」は、イギリス人の推理小説家「リー・チャイルド」著書の推理小説。
・「Killing Floor」で使われている英単語や表現は、そんなに難しくはない。
・「Killing Floor」は、派手なバトルや残虐なシーンがたくさん出てくる。
・読解力をあげる方法は、洋書と翻訳された同じ本を同時に読むこと。
・言葉一つひとつ見比べるのではなく、総合的に書いてあることを理解すること(reading comprehension)。

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