「英文法も単語もそこそこ覚えたのに、英文を読むことができないっ!」
「英文を読む時、どうしても返り読みをしちゃうんだよなぁ。」
この記事は、そんな英文を読むことに苦労している人向けに書いています。
こんばんは、連休中に喫茶店のモーニングにハマってしまい、いつもは朝食をとらないのにしっかり3食とったらみるみる太ってしまったjoker-tです。
英語を勉強していると、テキストに書いてある英文が理解できないとか、後ろから訳す癖が抜けずスラスラ読めないってことってありますよね。
そこで今日は、オッチャンが唯一購入し、英文が読めるようになった精読用教材「英文解釈教室」についてみなさんにご紹介いたします。
英文解釈教室の特徴
「英文解釈教室」は、駿台予備校の講師であった伊藤和夫先生によって書かれた、大学受験の精読用教材です。
「大学受験の~」と書きましたが、あなどるなかれ!
「英文解釈教室」は15章からなり、それぞれの章には複雑な構造で書かれた例文が「これでもか!」っていうほど多数掲載されています。
ですので、「英文解釈教室」を購入しても多くの人が挫折し、また、「現代の大学受験には不要」という意見もあるそうです。 ←確かに、2~3章だけ読んだ形跡のある状態の本を、よくブックオフで見かけます。
英文解釈教室はやり直し英語に最適
精読用教材は、本屋に行けばたくさん販売されています。
もし「英文解釈教室」の存在を知らず、他の精読用教材を選ぶとしたら、オッチャンは次の中から選びます。
基礎英文解釈の技術100
英文標準問題精講
どちらの教材も、英検1級長文対策の参考書を探している時に見つけたものですが、本屋で確認したところとても使いやすそうでした。
しかし、「英文解釈教室」の目指すところが「直読直解」であり、洋書を読むことも含め「やり直し英語」を行うなら、「英文解釈教室」は最適の教材だと思います。
加えて、以前ご紹介したアネさんこと「かこちゃんさん」も「英文解釈教室」を使っていらっしゃったので、「英文解釈教室」の信頼度はオッチャンの中で高かったのでした。
実際に使った感想
「英文解釈教室」の使い方ですが、オッチャンは「英語上達完全マップ」で紹介されている方法で行いました。
①自分なりに分析・意味をとってみる。
②教材に書かれている説明内容を確認する。
③理解した説明内容に沿って、もう1度読んでみる。
と書くのは簡単ですが、複雑な構造の例文ばかりでホントに「手ごわい教材」でした。
また、例文に出てくる単語も難しかったため、「DUO3.0」と「英検2級 文で覚える単熟語」を覚えた位の当時のレベルでは、辞書なしでは到底太刀打ちできない教材でした。
しかしながら、「英文解釈教室」を2周した頃には、割とスラスラ英文が読めるようになっていましたので、「『本当に英語力の付く教材』なのだ!」と、驚いたことも覚えています。
まとめ
英語教材の記事を書く時にはいつも、「たくさんの英語教材が本屋にある。」と書きますが、精読用教材も同様に、昔のベストセラーから新刊まで色々な教材が販売されています。
確かに「英文解釈教室」は、現代の受験英語や洋書多読には少しオーバースペックなのかもしれません。
しかし、英語学習の先輩方が「英文解釈教室」で英語力をつけ、世界に飛び立っていったりしているのですから、自分たちがオーバースペックと言ってこの教材を敬遠するのは「少し違うかな」と思うのです。
昔のベストセラーであっても、間違えなく「本物の教材」は存在するので、出版年月日に惑わされることなく、良い教材を使って英語学習をしましょう。
・「英文解釈教室」は、複雑な構造で書かれた例文が多数掲載されている精読用教材。
・洋書を読むことを考えているのなら、「英文解釈教室」は最適の教材。
・「英文解釈教室」は、スラスラ英文が読めるようになる「本当に英語力の付く教材」。