「グレーデットリーダーや児童書じゃない洋書で、洋書多読をしたいな。」
「英語の勉強をしつつ、ビジネスの知識を増やしたいな。」
この記事は、そんな多読を行っているけれども、もっと大人向けの洋書を読みたい人向けに書いています。
こんにちは、なかなか夏風邪が治らず、すっかりブログ更新が遅れてしまった「意外とか弱い」joker-tです。
洋書多読ではグレーデットリーダーや児童書ばかりおすすめされますが、「いい歳なので、もっと大人向けの本を読みたいな」と思うことってありますよね。 ←オッチャンがそうでした。
そこで今日は、日本でも大ベストセラーとなったビジネス書「Who Moved My Cheese?(邦題:チーズはどこに消えた?)についてみなさんにご紹介いたします。
「Who Moved My Cheese?」の概要
「Who Moved My Cheese?」は、日本でも大ベストセラーになったビジネス書なので、やり直し英語をされている中高年の方は読んだことがあるのではないでしょうか?
発売が約20年前の2000年ですが、大谷翔平の愛読書でもあり、本屋に行ったら今でも陳列されている、ロングセラーのビジネス書です。
それでは今日もざっくりと、概要からいってみましょう。
ジャンル:ビジネス書
主人公:2匹のネズミと2人の小人
一言でいうと:変化を恐れず、すばやく対応しよう!
おすすめする理由
仕事をしていると、こんな言葉にちょくちょく遭遇します。
「今までのやり方でいいだろう。」
「前例踏襲(ぜんれいとうしゅう)で!」
現在行われている「やり方」に至ったのには、「その当時」の色々な背景、根拠、知識、判断などがあったはずです。
しかし、その「やり方」が、「現在」の背景などにマッチするものなのかは十分検討する必要があり、「今まで成功していたからこれからもうまくいく」とは限らないものです。 ←お仕事をなさっている方にとっては、当たり前の話ですよね。
ただ、どうしても「変化を怖がる人」や「頭を使いたくない人」は、前述した言葉を発するんですよね。
それが、りっぱな肩書がついている「いい歳したおじさん」から、変化にとんだ世の中で育ってきたはずの「若い子」まで言ったりします。 ←オッチャンの会社だけ?
「Who Moved My Cheese?」は、物語という形式をとりながら、そういった考えや行動の危険性と、どうすれば良いのかを教えてくれる良書です。
少し熱くなってしまい英語のことをまだ書いていませんでしたが、「Who Moved My Cheese?」で使われている英語は難しくないです。
また本自体も、すばらしい内容のわりに薄いので、洋書ビジネス書多読の入門書としてもおすすめです。
オーディオブックもおすすめ
オッチャンは、「Who Moved My Cheese?」のオーディオブックも持っていますが、こちらもおすすめです。
1番のおすすめポイントは、オーディオブックの長さが短い(1時間14分)ところです。
小説のオーディオブックだと何時間にもなりますが、「Who Moved My Cheese?」は、1時間ちょっとで聴くことができるため、通勤や通学の際のリスニング素材としては最適ではないでしょうか?
また、メインの物語部分のナレーターは男性ですが、物語前後に話される高校の同級生達の会話部分は女性のナレーターであるため、1冊の中で男女の英語が聴くことができるのもおすすめするポイントです。
オーディオブックの使い方の1つに「オーディオブックを聴きながら洋書を読む」という方法があります。
この使い方は、リーディング力向上にもなりますので、是非実践していただきたいです。
そのため、電車の中などで児童書を開くのをちゅうちょしていた方も、「Who Moved My Cheese?」であればビジネス書ですから、周りの目を気にせずリーディング力向上に努めることができるでしょう。
まとめ
「ビジネス書で書かれている英語は、小説よりも簡単である」という記事をたまに見かけます。
しかし、オッチャンはまだ「Who Moved My Cheese?」ともう1冊しかビジネス書を読んだことがない(積読王子なので。)のでその点については今後検証していきますが、この本に関して言えば本当に読みやすかったです。
ご自身でやり直し英語をされている方はもちろんのこと、就職を控えた大学生のお子さん、もっと言えば、中高生のお子さんをお持ちの方は、「変化にとんだ世の中でどのように生きていくのか」を教えるために、「Who Moved My Cheese?」をお子さんにおすすめしてはいかかでしょうか?
なんと、Teensも発売されていました!
・「Who Moved My Cheese?」は、変化に対しどうすれば良いのかを教えてくれる。
・「Who Moved My Cheese?」で使われている英語は、難しくない。
・「Who Moved My Cheese?」のオーディオブックの長さは短い。
・オーディオブックを聴きながら洋書を読むのは、リーディング力向上にもなる。