「あの俳優さんみたいにアメリカ発音で話せたらな。」
「どうしても日本語なまりが抜けないんだよね。」
この記事は、そんなアメリカ発音で話すことにあこがれを抱いている人向けに書いています。
こんにちは、最近勉強方法を見直し、アメリカの海外ドラマでディクテーションを始めたjoker-tです。 ←ハッキリ言って激ムズです!
やり直し英語で英語を話す練習をしていると、「なんか教材の音声と違うな?」と感じることってありますよね。
そこで今日は、アメリカ発音に特化したトレーニング教材「American Accent Training」についてみなさんにご紹介いたします。
American Accent Trainingの特徴
「American Accent Training」は、アメリカ発音とアメリカン・アクセントを身に着けるための洋書のトレーニング教材です。
「American Accent Training」には、口や舌の使い方や、音の強弱、声の出し方という発音の基本的なことから、単語だけでなく文章のどの部分に強調を置くか、音がつながる(リエゾン)時にはどのように発音するかなどが「こと細かに」掲載されています。
また、「American Accent Training」の後半には、中国、インド、フランス、そして日本など、それぞれの国の人たちの発音の傾向と、「American Accent Training」のどの章でトレーニングを行えばそれが改善されるかについても掲載されています。
驚くなかれ、なんとその分量は、音声にして約6時間の超大作です。
American Accent Trainingの使い方
オッチャンの「American Accent Training」の使い方は以下のとおりです。
①本に書かれている説明内容を読んで理解する。
※教材ですから、わからない単語は調べましょう。
②音声を聴く。
※説明内容についても音声があります。
③トレーニング部分の音声に合わせ実際に発音する。
オッチャンは、説明内容の音声についても、シャドーイングを行っていました。
理由は、トレーニング部分が単語の発音など簡単な内容であれば口が追いつくのですが、長い文章だとスピードが速いだけでなく、音の連結や消失が含まれるため、口が追いつかず十分な練習にならなかったからです。
使用にあたっての注意点と実際に使った効果
「American Accent Training」を使うにあたっての注意点ですが、3つあります。
使用にあたっての注意点
① まずは基本的な発音を学んでおく
「American Accent Training」には発音のトレーニングもありますが、まずは基本的な発音を押さえておくほうが、スムーズに学習を進めて行くことができます。
そのため、もし基本的な発音を理解していない場合は、過去の記事でご紹介したサイトなどを使って理解しておきましょう。
② 使われている発音記号が違う
基本的な発音を理解し、「American Accent Training」に取りかかった際にまず戸惑うのが、「発音記号が違う」ということです。
日本で販売されている教材のほとんどが、「IPA」という基準の発音記号が使われているのですが、「American Accent Training」やほかのアメリカで出版された教材は「独自の発音記号」が使われています。
そのため、使いだした当初は多少面食らうでしょう。
しかし、そのうち慣れますのであまりご心配なく。
③ 分量に負けない
「そのうち慣れますのであまりご心配なく。」と書いたのは、前述したとおり「American Accent Training」は分量が半端なく多いためです。
実際オッチャンも「American Accent Training」を1周終わらすのに何か月もかかりました。
継続するコツは、少しでもいいので毎日の英語学習の最初に「American Accent Training」を組み込むことです。
実際に使った効果
実際使った効果ですが、アメリカ発音とアメリカン・アクセントを理解することができたので、リスニングの向上が図られました。
また、全部英語で書かれているため洋書多読としても使えたので、リーディングの向上も図られました。
肝心な発音ですが、オンライン英会話と並行して「American Accent Training」を取り組んだのですが、講師からオッチャンの発音に関して特段コメントもなかったので、向上したのかどうかはわかりません。
もしかしたら、1周しかしていないので、しっかり身につかなかったのかもしれませんね。
まとめ
オッチャンの努力が足りず、「American Accent Training」での発音の向上をお伝えできないのは、正直口惜しいです。
でも、1周してみて「American Accent Training」を使ってトレーニングをしていけば、必ず発音・アクセントが向上するという確信は持っています。
ですから、今後の学習計画に「American Accent Training」を組み込んでいこうと思っています。
英語教材の記事を書くたびに、やり直さなければならない教材が増えていっている気がしますが、気のせいでしょうか(汗)?
・「American Accent Training」は、アメリカ発音とアメリカン・アクセントを身に着けるための洋書のトレーニング教材。
・「American Accent Training」の使い方は、説明文を読み、音声を聴き、実際発音する。
・説明内容の音声についても、シャドーイングを行う。
・「American Accent Training」を使う前に基本的な発音を押さえておく。
・「American Accent Training」でリスニング、リーディングの向上も図られる。