「さて、2冊目の『瞬間英作文』の教材は何にしようかな?」
「ネイティブチェックの入った教材が良いって聞いたけど?」
この記事は、そんな「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の次に使用する「瞬間英作文」教材をさがしている人向けに書いています。
こんにちは、今日も炎天下の中、ブックオフのパトロールに行ってまいりましたjoker-tです。
「えっ! 収穫ですか?」
残念ながら、何もございませんでした。
最近、どこのブックオフも、洋書売り場を縮小しているんですよね。
「瞬間英作文」の教材は20周ほどするとスラスラ言えるようになってしまい、「なんだかあきてきたし、トレーニングになっているのかな?」と思うようになりますよね。
そこで今日は、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の後にオッチャンが使った、「毎日の英文法」についてみなさんにご紹介いたします。
毎日の英文法を選んだ理由
本屋に行くと「瞬間英作文」ができる教材も、たくさん置いてあります。
そんな、たくさんある教材の中で、オッチャンが「毎日の英文法」を選んだのは、こんなコメントをネットで見たからです。
「ネイティブチェックが入っていない教材は、英文が不自然なものが多い。」
オッチャンは、「瞬間英作文」は英文を組み立てるトレーニングなので、多少不自然な英文があったとしても、まったく気にすることはないと思っています。
しかし、あまりにも「ネイティブチェックを気にするコメント」が多かったので、「物は試しに」と、アメリカ人のJames M. Vardamanが書いた教材「毎日の英文法」を手にしたのです。
毎日の英文法の特徴
「毎日の英文法」の特徴は、以下のとおり大きく3つあります。
ページ構成
「毎日の英文法」のページ構成は、見開き左側に英文、右側に日本語と、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」とは逆の構成になっています。
また、ページ上段にはその単元の文法の説明、中段には7つの例文、そして下段には中段の例文の単語を少し入れ替えた7つの例文が記載されているという、3段構成になっています。
記載内容
「毎日の英文法」は、文法項目ごとの55の単元で記載されており、最後にほんの少しその他の文法項目が記載されています。
また、この本の最大の特徴は、1つ1つの例文が「7文字程度の単語」で書かれているところです。
これは、人間が短期に記憶できる数が7±2である(マジカルナンバー)ところから、その法則をもとに記載しているそうです。
その他
本の最初の方には、「瞬間英作文」以外の使い方が掲載されていますので、それを参考にして使用するのも良いでしょう。
また、音声はダウンロード形式になっており、男性の声で英文のみ読み上げたものになります。
実際に使った感想・少し残念だった点
実際に使った感想ですが、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」と逆の構成になっているので最初は戸惑うものの、マジカルナンバーで書かれているので、非常に覚えやすいです。
また、既に「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を行っているので、よりスラスラ英文を組み立て、話すことができます。
ですから、「あれ? もしかしてスピーキング力アップしてるかな?」と、モチベーションアップにもつながります。
少し残念な点は、2つあり、1つは現在完了形とかの英文が、他の文法項目に比べ使用頻度が低いという理由から、少ししか掲載されていないという点です。
もう1つは、音声が英文のみの読み上げであるため、音声による「瞬間英作文」ができないという点です。
肝心の「ネイティブが書いた例文はどうなのか」という点についてですが、確かに日常で使われる表現で記載されているので良いとは思います。
かと言って、トレーニングをするにあたっては、そんなに「大きなメリットを得た」とは感じられませんでした。
まとめ
「瞬間英作文」は第3ステージまであり、前回ご紹介した「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」も、今回ご紹介した「毎日の英文法」も第1ステージの教材になります。
ここでしっかり、英文を組み立てる土台を作ることが、今後の英語学習において非常に重要ポイントになりますし、英語脳の強化につながります。
オッチャンも、もう1度基礎からやってみようかな。
・「毎日の英文法」の著者は、アメリカ人のJames M. Vardaman。
・「毎日の英文法」の最大の特徴は、1つ1つの例文が「7文字程度の単語」で書かれているところ。
・「ネイティブが書いた例文」については、「瞬間英作文」のトレーニングをするにあたっては、そんなに「大きなメリットを得た」とは感じられない。
・英文を組み立てる土台を作ることが、今後の英語学習において非常に重要ポイントになり、英語脳の強化につながる。