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【洋書】The Devotion of Suspect X(容疑者Xの献身)は実に面白い

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「英語に翻訳されている日本の小説って色々あるよね。」
「何か読みやすい日本人作家の洋書ってないかな?」

この記事は、そんな日本の小説が原作で英語に翻訳されている洋書を探している人向けに書いています。

こんにちは、「良い天気なのに花粉とウイルスのニュースでお出かけする気分が失せた」というのは嘘で本当は「出不精」なだけのjoker-tです。

洋書を探しに本屋に行ったりネットで検索していると、日本人作家が書いた小説が英語やその他の言語に翻訳されて出版されているのに気が付くことってありますよね。

そこで今日は、ミステリー作家東野圭吾さん原作の洋書「The Devotion of Suspect X(容疑者Xの献身)」についてみなさんにご紹介いたします。

「The Devotion of Suspect X」の概要

「The Devotion of Suspect X」は、帝都大学物理学助教授「湯川学」が主人公のミステリーです。

「ガリレオ」というタイトルで福山雅治さん主演のドラマも放送されていたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?

「The Devotion of Suspect X」では、殺人犯を助けるために事件の隠ぺいを図る「天才数学者」に対し、天才物理学者の「湯川学」がその事件の解明に挑むという「天才」対「天才」の攻防が描かれています。

「The Devotion of Suspect X」概要

・ジャンル:ミステリー
・主人公:ガリレオというあだ名の天才物理学者
・一言でいうと:英語に翻訳されても実に面白い

洋書でも日本の小説だと理解しやすい

以前、マンガの洋書について記事を書きましたが、難しい英単語が出てきてもどちらも比較的理解することができました。

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視覚情報に依存しているものだと思っていたのですが、「The Devotion of Suspect X」を読んで、「日本語から英語に翻訳された小説も理解しやすい」ということに気が付きました。

理由について分析してみたところ、日本が背景になっているという部分が大きく、地名や人名も日本のものだと「スッ」と頭に入ってくることが分かりました。

ユニット名でも「サイモンとガーファンクル」よりも「修二と彰」の方が、同じような番組でも「The Ellen Show」よりも「徹子の部屋」の方が「スッ」と頭に入ってくる気がしませんか?  ←「ヒデとロザンナ」が「スッ」と入ってくることは無視してください。

かなりやさしく読みやすい英語

「The Devotion of Suspect X」は分厚い本で、語数も75,000個とかなり分量はありますが、使われている英単語も表現もわかりやすいためかなり読みやすいです。

ですから、多読100万語を目指している方には「語数を稼ぐ1冊」として、是非手に取っていただきたいです。

というか、この本は本当に話が面白いので「語数を稼ぐ」なんてことも忘れてしまいますし、多少難しい英単語が出てきても辞書を引かず前後の文脈で判断したりしてしまうことでしょう。

まとめ

ちなみに学生時代オッチャンは、「物理」が「英語」の次に嫌いな科目でした。
年をとって「英語」は好きになりましたが、残念ながら「物理」を好きになる自信はありません。

オッチャンの話は置いといて、「The Devotion of Suspect X」は、洋書でも日本の小説でも「面白い本は面白い」ということを再確認させられた作品でした。

それを証拠に、「The Devotion of Suspect X」は、「フランス語」、「スペイン語」、「中国語」等にも翻訳されています。

ですから、今後他言語も学ぼうと考えている方は他言語Verを購入し、その言語の多読の1冊目にするのも良いのではないでしょうか?

ちなみにオッチャンは、この作品をきっかけに他の東野圭吾さんの作品も読み始めました。
その話はまた後日。

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中国語↓

この記事の要点

・「The Devotion of Suspect X」は、天才物理学者「湯川学」が活躍するミステリー。
・日本語から英語に翻訳された小説は理解しやすい。
・「The Devotion of Suspect X」はかなり分量があるが、英単語もわかりやすく読みやすい。

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