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【英語学習法:リスニング強化】ディクテーションを英語学習に取り入れよう

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「リスニング力をアップするには、ディクテーションが良いって聞いたけど?」
「ディクテーションってものすごく時間がかかるんでしょ?」

この記事は、そんなリスニング力強化のために「ディクテーション」を英語学習に取り入れようと考えている人向けに書いています。

こんにちは、「エディ・マーフィ」の「48時間」という映画をAmazonでポチった、1日「72時間」欲しい男joker-tです。

英語学習をしていると、「どうしたらもっとリスニング力がアップするのかな?」と思うことってありますよね。

そこで今日は、リスニング力アップに効果的な学習法「ディクテーション」についてみなさんにご紹介いたします。

ディクテーションとは

「ディクテーション」とはどのような学習法かと言いますと、「英語の音声を聴いて、その音声の内容を書きおこす」というトレーニングです。

会議とかで議事録を取ったことのある方なら分かると思いますが、日本語でも話している内容を一字一句違わずに書きとるということはかなり難しいことです。

それを英語音声で行うのですから、かなり時間や負荷がかかるということはお分かりいただけるのではないでしょうか。

ディクテーションで得られる効果

そんな負荷が高いことを知りながら、なぜ「ディクテーション」を行うのでしょうか?

それは「ディクテーション」にはこんな効果があるからです。

「ディクテーション」で得られる効果
  1. 自分のリスニングの弱点がわかる
    「ディクテーション」を行うことで、自分が聴き取ることが苦手な「音」を知ることができます。
  2. 英文法の復習・強化になる
    「聴く」だけでは完璧な書きおこしはできません。
    英文法の知識を使って「文を完成させる」ことも必要になります。
  3. 英作文の練習になる
    スペルを覚えるだけでなく、普段字を書かない方は英検などでの英作文のトレーニングにもなります。

ディクテーションのやり方

それではこの効果を得るための「ディクテーション」のやり方をご紹介します。

「ディクテーション」のやり方
  1. 音声を用意
    まず、スクリプトのある英語音声を用意します。
    くれぐれも難しすぎる英語音声は選ばないようにしましょう。
  2. ディクテーションの準備
    黒ペン(オッチャンはシャーペン)、赤ペン、ノート、音声を流すプレイヤーを用意します。
    後で見返したりするので、絶対に「ノート」は用意してください。
  3. ディクテーション
    まずは書きおこそうとせず、英語音声を2、3回聴きます。
    その後1フレーズずつ黒ペンとノートを使い、聴こえた英文の書きおこしを行います。
  4. スクリプトを確認
    書きおこした英文をスクリプトを使って答え合わせします。
    その際は、間違った部分を赤ペンで訂正していきます。
  5. 再度リスニング
    再度英語音声を流し、自分が聴こえなかった部分を重点的に聴きます。

より効果を得るために

ご紹介したやり方で「ディクテーション」を行っても効果が得られますが、さらに効果を得るためいくつか注意点やおすすめの教材をご紹介します。

長時間やらない

何度も言いますが「ディクテーション」は、かなり時間や負荷がかかるトレーニングです。

人間の集中力の波は15分周期で、持続する時間は90分が限界だと言われています。

ですから、何時間も「ディクテーション」をやろうとせずに、集中して15分だけ行うようにしましょう。

集中せずに何時間やってもあまり効果ありませんし、挫折にもつながります。

ムキになって何度も聴かない

スペルがわからないものは「カタカナ」で書きましょう。

また、いくら聴き取れないからと言って、「何十回も聴いたり」、「フレーズではなく英単語単位で音声を止めたり」するのはやめましょう。

これも挫折につながる行動です。
「まいっか」くらいの気持ちで取り組みましょう。

他の学習と組み合わせる

多聴

「ディクテーション」は1つ1つの言葉を集中して聴くトレーニングですが、そればかり行っているとどうしても「カタマリで聴く」ということを忘れがちです。

ですから、「多聴」でカタマリを意識して聴くというトレーニングも並行して行ってください。

精読

「ディクテーション」を行った後にスクリプトを「精読」することで、「ボキャビル」や「英文法の復習・強化」にもつながります。

シャドーイング・暗唱

「ディクテーション」を行った後に「シャドーイング」と「暗唱」を組み合わせることで、「スピーキング」のトレーニングにもなります

ディクテーションにおすすめの素材

スクリプトのある英文であればどれでも「ディクテーション」の教材になりますが、オッチャンがおすすめするのは以下の2つです。

オッチャンおすすめの素材

英検リスニング問題(パート1)

海外ドラマ(シットコム)

どちらの素材も「会話」が中心ですので、スピーキングのトレーニングを行うのにも適しています。

ただし、海外ドラマを使う際は、会話のスピードも速いですし、なにより日本語訳のあるスクリプトを探すのが難しいため、海外のサイトから入手したスクリプトを「精読」をする必要がありますのでご注意ください。

オッチャンがおすすめのスクリプトサイト「SUBSLIKESCRIPT

まとめ

「シャドーイングをやったり、多聴をした方が良いんじゃないの?」という意見も確かにあります。

しかし「ディクテーション」で自分のリスニングの弱点を知るということは、英語学習を行っていく上で必要なステップです。

オッチャンも「ディクテーション」を実践しているところですが、映画やYouTubeなどを観ていると「リスニング力が上がってきているな」という実感があります。

前述したように、「シャドーイング」、「暗唱」、「多聴」などを組み合わせることでさらなる「ディクテーションの恩恵」を得ることができます。

大変かとは思いますがリスニング力強化のために、是非「ディクテーション」を英語学習に取り入れてみてください。

この記事の要点

・「ディクテーション」とは、「英語の音声を聴いて、その音声の内容を書きおこす」というトレーニング。
・「ディクテーション」では、「自分のリスニングの弱点がわかる」、「英文法の復習・強化になる」、「英作文の練習になる」という3つの効果が得られる。
・「ディクテーション」でより効果を得るには、他の学習を組み合わせる。