「英語学習を続けているけど、今のやり方で続けてっていいのか不安になるんだよね。」
「How to本じゃなく、もっと読みやすい英語学習本はないかな?」
この記事は、そんな現在行っている英語学習法に不安を感じている人や、やり直し英語を始める人にラフな感じで英語学習法を伝えたい人向けに書いています。
こんにちは、最近お風呂でシャドーイングを行うことが楽しみの1つになっている、実はカラスの行水のjoker-tです。
英語学習を続けていると今自分がどの地点にいるのか、本当にこの道を進んでいっていいのかと迷子のような気分になることってありますよね。
また、お子さまやお孫さま、やり直し英語を始めようと思っている会社の同僚に英語学習法を伝える時、英語が嫌いにならないように堅苦しくなく伝えられたらいいなと思うことってありますよね。
そこで今日は、オッチャンが最近手に取った英語学習本「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」についてみなさんにご紹介いたします。
「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」の概要
「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」は、英会話講師で小説家の「金沢優」さんが書かれた「英会話小説」です。
舞台は職員室。
物語は、中学校の英語科教員「桜木真穂」が、同僚の帰国子女の女性英語教師に2020年からの英語教育の変革内容について、不安を漏らすところから始まります。
「英語教師なのに何の不安があるのだろう?」
そう思われた方も多いのではないでしょうか。
「桜木真穂」の不安の原因は、変革の1つである「中学校の英語の授業は基本的に英語で行われるようになる」というものでした。
実は、「桜木真穂」は読み書きには自信があるものの、スピーキング能力が低かったからなのです。
そんなある日、電車に乗って帰宅していた「桜木真穂」と同僚は、車窓から外に目を向けた時に、ある英会話教室の看板に目がとまります。
「吉原龍子 英会話教室」と書かれた看板には、もう1行気になる文章が書かれていました。
『もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになると思いますか?』
・ジャンル:英会話小説
・主人公:スピーキング能力が低い中学校の英語科教員
・一言でいうと:物語で学べる王道の英語学習法
「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」に書かれている英語学習法
「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」で書かれている英語学習法は、王道の学習法です。
手に取った時は、小説ですし、表紙に描かれている可愛らしいイラストから、「すぐにペラペラ話せるように~」といった類の「ゆるーい学習本」かなと思っていました。
しかし、読み進めていくうちに、「この本は英語学習を厳しさをごまかそうとしていない、本物の英語学習本である」と言うことが分かりました。
英語学習法について、このようなことが書かれています。
・英会話の上達には、時間がかかる。
・高いモチベーションが必要。
・単語量は多ければ多いほどいい。
・「イメージすること」こそが唯一の理解 等
王道の英語学習法を実際試してみよう
「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」の著者である「金沢優」さんは、ブログとYouTubeも運営しています。
ブログの「英文法×イメージ」というページでは、以前ご紹介した洋書の文法書「 Grammar in Use」に沿った英文法を解説するとともに、関連するイメージを掲載しています。
また、「フラッシュカード」というページでは、英単語やフレーズを音声とともに関連するイメージを掲載しており、イメージで英語を学ぶことができるようなっています。
ブログ「金沢優の話せる英語の学び方」は、こちら。
YouTubeの「金沢優の「英語脳」養成チャンネル」では、ブログ「金沢優の話せる英語の学び方」と連動したイメージで英語を覚える動画がアップされており、こちらもイメージで英語を学ぶことができるようなっています。
YouTubeの「金沢優の「英語脳」養成チャンネル」は、こちら。
まとめ
このように「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」は、王道の英語学習法を小説という形を使って教えてくれる最強の英語学習本でした。
しかも、最後には少しウルっとするようなお話になっていますので、小説が好きな方も是非、手に取って読んでみてください。
そんな、「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」ですが、なんとブログ「金沢優の話せる英語の学び方」では、次回作である「もしなる2」が連載中です。
・「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」は、英語学習法が書かれている「英会話小説」。
・「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」で書かれている英語学習法は王道のものばかり。
・著者の「金沢優」さんが運営するブログとYouTubeでは、イメージで英語を学ぶことができる。