「映画を見てから洋書を読みだしたけど、全然理解できないよ」
「でも、絵本やグレーデットリーダーだとつまらなそうだしな」
この記事は、そんな簡単な洋書を読むのは避けたいけど、まだまだ普通の洋書を読むことはキビしいと感じている人向けに書いています。
こんばんは、カミさんと子供がカミさんの実家に帰ったので、独り「プチ留学」気分を味わおうと、朝からパソコンで英語音声をかけっぱなしにしているjoker-tです。
映画を見て「いざ」洋書を手にとっても、普通の洋書ではあまりにも語彙が難しくて投げ出したくなることってありますよね。
そこで今日は、オッチャンがおすすめするペンギンリーダーズのグレーデットリーダーについてみなさんにご紹介いたします。
ペンギンリーダーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」の概要
「パイレーツ・オブ・カリビアン」
言わずと知れたジョニー・デップが演じる「ジャック・スパロウ」で有名な海賊映画です。
オッチャンは、第1作目の「呪われた海賊たち」は映画で見たことがありましたが、今回ご紹介する「デッドマンズ・チェスト」と「ワールド・エンド」は見たことがありませんでした。
ですので、ブックオフでこのグレーデットリーダーを見つけた時、先にスト―リーを知ってしまうと映画の面白さが半減すると思い、正直買うかどうか悩みました。
まだ、映画を見ていない方もいらっしゃるかもしれないので、ざっくりと概要だけ。
ジャンル:冒険小説
主人公:ジャック・スパロウという海賊とその仲間
一言でいうと:さすがディズニーが映画化しただけあって面白ーい!
ヨーホー、ヨーホー、俺たち海賊♪
あぁ~っ、「カ〇ブの海賊」に乗りたくなってきた。
おすすめする理由
先ほども書きましたが、ディズニー映画なので面白いストーリーです。
加えて、グレーデットリーダーなので簡単な英語で書かれているので、意外とスラスラ読めます(多少、知らない単語が出てはきますが。)。
今回ご紹介している「デッドマンズ・チェスト」と「ワールド・エンド」はレベル3で、公式サイトによると見出し語数1,200語で、英検でいうと準2級から2級程度とのことです。
オッチャンがこの本を猛烈におすすめする理由は、なんと、このグレーデットリーダーにはオーディオブック(※)がついているバージョンがあるということです。
※本を朗読したもの。
オーディオブックを聴きながら洋書を読むと、ナレーター(男性)の朗読が「グイグイ」と読者の視線を「前に前に」と引っ張って行ってくれるので、自然と読むスピードが上がります。
難しかった・少し残念だなという点
読んでいて難しいと思ったのは、こんな単語が出てくることです。
「Lord」
何だかわかりますか?
コウビルド中級辞典には、
「Lord is a title used in front of the names some male members of the nobility, and of judges, bishops, and some high ranking officials. 」
と書かれていましたが、これを読んでもオッチャン全く意味がわからなかったので、ググりました。
結果、この単語の意味は「卿(きょう)」という意味でした。
Weblio辞書によれば、英検準2級以上の単語らしいですが、オッチャンは「こんな普段使わない単語知らんし。」と真っ先に思いました。
少し残念だなと思ったのは、やっぱりこういうジャンルは映画で見るべきものだなということです。
グレーデットリーダーだからというわけではないと思いますが、アクションシーンを活字で見てもどうしても迫力がなく、それなのに内容が分かってしまうので、なんか読んでいて「しらーっ」としてしまうんですよね。
だがしかし、この残念もオーディオブックを聴くとかなり解消します!
だって、プロのナレーターが感情込めて呼んでいるんですもん。
オッチャン、初めてオーディオブックを体感したのですが、もうホント感動ものでした。
まとめ
オッチャンはこの本を読み終わった後でも、オーディオブックだけをリスニングの教材代わりに通勤時間に聞いていました。
朝から「ヨーホー、ヨーホー」ですよ。
参考ですが、ペンギンリーダーズの「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、第1作目の「呪われた海賊たち」も発売されていて、こちらは「レベル2」と、少し簡単な英語で書かれています。
グレーデットリーダーは、スラスラ早く読むトレーニングのために使うと良いですし、そこにオーディオブックが加われば効果倍増ですので、みなさん是非試してみてください。
・ジャック・スパロウで有名な海賊映画。
・レベルは英検準2級から2級程度。
・オーディオブックがついているバージョンもある。
・オーディオブックを聴きながら読むと効果的。