「最近なんだか人間関係がうまくいかなくってね。」
「人生の歩き方が書かれている本ってないのかな?」
この記事は、そんな人間関係で悩んでいる人や、これからの人生をどのように歩んでいけばよいか悩んでいる人向けに書いています。
こんにちは、「悩みがないのが悩み」といつかは言ってみたい悩める子羊joker-tです。
英語学習でもそうですが、日々生活していると、うまくいくことばかりでなく、どうにもうまくいかず悩んでしまうことってありますよね。
そこで今日は、人間としてどのように生きていけばよいかを分かりやすく教えてくれる「聖なる予言(The Celestine Prophecy)」についてみなさんにご紹介いたします。
「聖なる予言(The Celestine Prophecy)」の概要
「聖なる予言(The Celestine Prophecy)」は、アメリカ人作家の「ジェームズ・レッドフィールド」が書いたスピリチュアル本です。
スピリチュアル本と書くと「超常現象」や「心霊」などを連想してしまい、ちょっと怖いなとか思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、「聖なる予言」はそういった類の本ではなく、私たち人間が「どのように生きていくべきなのか」を指南してくれる冒険物語風ガイドブックです。
物語は別荘で隠遁生活を送っていた「主人公」の男性が、数年間連絡を取っていなかった女性「シャーリーン」とレストランで会うところから始まります。
注文した料理を待つ間「シャーリーン」は、ペルーで発見された「写本」について「主人公」に話し始めます。
しかし「主人公」は、まだそれが冒険の始まりになるとは気づいていないのでした。
・ジャンル:スピリチュアル本
・主人公:湖畔の別荘で隠遁生活を送っていた男性
・一言でいうと:どのように生きていくべきなのかを分かりやすく教えてくれるガイドブック
写本に書かれている「9つの知恵」とは
「聖なる予言」では、「主人公」が冒険を通じて「9つの知恵」を「写本」から学んでいきます。
第1の知恵「変化のきざし」
第2の知恵「今という時」
第3の知恵「エネルギー」
第4の知恵「権力闘争」
第5の知恵「神秘体験」
第6の知恵「過去の清算」
第7の知恵「流れに乗る」
第8の知恵「人との新しいかかわり方」
第9の知恵「新しい文化」
タイトルだけでは、どんなことが書かれているのかほとんど分かりませんね。
と言うことで、オッチャンが一番「ドキッ」とした「第4の知恵」をみなさんにご紹介します。
ほとんどの人々は聖なるエネルギーの源から切り離されており、そのために無力感と不安を感じている。
エネルギーを得るために、私たちはいろいろな手段で他人の注意を自分に引き付けて、その人からエネルギーを盗もうとする。
盗まれた人は力を失ったように感じ、それを取り戻すために戦いをいどんでくる。
これこそが、人間のすべての争いの原因である。出典:聖なる予言(角川文庫) 日本語訳:山川紘矢、山川亜希子
どうですか?
思い当たることありませんか?
使われている英語はそんなに難しくない
「聖なる予言」で使われている英単語や表現は、専門用語が出てきたりするものの、そんなに難しくはありません。
また、冒険物語として書かれているため「ハラハラ、ドキドキ」とページをめくる手が止まらなくなり、多少分からない英単語が出てきても気にしていられなくなります。
まとめ
「聖なる予言」は1993年に書かれた本ですが、書かれている内容は今でも十分ためになることが書かれています。
オッチャンが初めてこの本(もちろん日本語訳)を手に取ったのは10代の頃ですが、約30年の時を経て洋書で読む機会を持ち、すっかり忘れていた大切な「9つの知恵」を再確認することができました。
なお、この「聖なる予言」は、シリーズ化されており「第12の予言」まで出版されています。
どのように人生を歩んでいけばよいか悩まれた時には、こういった本を読んでみるのはいかがでしょうか。
洋書↓
文庫本↓
・「聖なる予言(The Celestine Prophecy)」は、冒険物語で書かれたスピリチュアル本。
・「聖なる予言」では、「9つの知恵」を獲得することができる。
・「聖なる予言」で使われている英単語や表現は、そんなに難しくない。