「ハラハラ、ドキドキするような、スパイ小説が読みたいな」
「ミステリー大賞を取った作家の洋書を読みたいけど、難しそうだな」
この記事は、そんなやり直し英語でスパイ小説を探している人や、ミステリー大賞受賞作家の作品に挑戦してみたい人向けに書いています。
こんにちは、会社の都合でアラフィフにして単身赴任をせざる負えなくなった独りぼっちでいるとちょぴり寂しいjoker-tです。 笑って~、笑って~、笑ってオッチャン~♪
やり直し英語で洋書を探す時、自分が読みたいジャンルの子供向けの本がないか探してみたり、ベストセラー小説に挑戦してみたいけど少し不安だなって思うことってありますよね。
そこで今日は、翻訳ミステリー大賞など数々の賞を受賞した作家が書いたスパイ小説「Alex Rider」シリーズの「Stormbreaker」についてみなさんにご紹介いたします。
「Alex rider」シリーズ「Stormbreaker」の概要
「Stormbreaker」は、「カササギ殺人事件」で翻訳ミステリー大賞や本屋大賞翻訳小説部門受賞などを受賞したイギリスの作家「アンソニー・ホロヴィッツ」著書のスパイ小説「Alex rider」シリーズの第1巻です。
「Alex rider」というのは、両親と死別していたため叔父と生活をしていた14歳のイギリス人の少年の名前です。
ある夜、「Alex rider」は叔父が交通事故で亡くなったことを警察から知らされます。
そして、叔父の死に不信を抱いた彼は、叔父の死の真相を探っていくうちに、一緒に暮らしていた叔父が銀行員ではなくスパイであったことを知ることになります。
ただそれは、彼自身が、イギリスの情報機関「MI6」のスパイとして関わっていくことの始まりにすぎなかったのです。
ジャンル:スパイ小説
主人公:「Alex rider」という14歳のイギリス人の少年
一言でいうと:14歳にハラハラ、ドキドキさせられっぱなし!
「Alex rider」シリーズは多読におすすめ
「Alex rider」シリーズは現在14巻発売されています。
以前ご紹介した「The Land of Stories」(全6巻)や、「ダレン・シャン」シリーズ(全12巻)も多読に最適ですが、「ファンタジーや魔法の世界が苦手な方」には、「Alex rider」シリーズをおすすめします。
なぜかというと、都市や、乗り物や、武器など実際に存在するものが登場するため、より現実感があるからです。
少しネタバレですが、みなさんが子供の頃遊んだであろう「あるアイテム」も登場しますよ!
使われている英語は易しいけど固有名詞多め
「Stormbreaker」で使われている英語はイギリス英語ですが、英単語も表現もそんなに難しくはないです。
ただ、前述したとおり、都市や、乗り物や、武器など実際の名称を多く使っているため、固有名詞は多く感じられます。
とは言え、数々の賞を受賞した「アンソニー・ホロヴィッツ」の作品だけあって、息もつかせぬ怒涛の展開が繰り広げられるのであまり気にならないと思います(例えば「ヘー、コレ鉄砲ノナマエナンダ」位な感じ)。
まとめ
「Alex rider」シリーズは、「女王陛下の少年スパイ! アレックス」として6巻まで翻訳されています。
なお、この本の表紙は「ジョジョの奇妙な冒険」の作者である漫画家の「荒木飛呂彦」先生が手がけています。
また、映画やドラマにもなっていますので、実際にアクションを目で見てみたいという方は、そちらも観ていただくのも良いと思います(あるあるですが、原作と違う部分がありますが…。)
とにもかくにも、大賞を取った本格ミステリーに挑戦する前に、著者の作風を感じてみてはいかがでしょうか。
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・「Stormbreaker」は、イギリスの作家「アンソニー・ホロヴィッツ」著書のスパイ小説「Alex rider」シリーズの第1巻。
・「ファンタジーや魔法の世界が苦手な方」の多読には、「Alex rider」シリーズがおすすめ。
・「Stormbreaker」で使われている英語はイギリス英語で、英単語も表現もそんなに難しくはないが固有名詞は多い。